従来は組合運動と馴染みがないと思われてきた伝統的な職場で、労働組合が結成されるケースが見られる様になった背景に何が有るのかということで取材を受け、「伝統職場に広がる労働組合」ということで 船場吉兆の状況と共に放送されました。

 和歌山県高野山の金剛峯寺は、弘法大師により開かれた高野山真言宗の総本山として1200年の歴史を持ち、 全国にその名を知られています。  


 本山金剛峯寺の職員である僧侶の一部が、新たな労働組合を結成しました。

 本山の台所勤務の雇員である小泉さんが、頸椎ヘルニアを患った時に、上司や金剛峯寺職員組合に対処を求めてもだめであったので管理職ユニオン・関西に加入された。そこで仕事場を変えて欲しいと金剛峯寺に求めたことを支援するためでした。

 山岸組合員は、本山の傘下にある高野山の寺の一つで修行を続けてきました。

 師僧であった前の住職が亡くなり、新しい住職から立ち退きを求める裁判を起こされています。

 自分の抱える問題についても組合を通じて解決を求めたいと考えています。

「弱い者たちが団体で交渉して環境を良くしていくことができるんだなと。 泣き寝入りではなく、闘うことの大事さを痛感しました。」

 五味組合員も金剛峯寺で働いていますが、実態のないポストに配置転換をされたとして 組合を通して解消を求めました。

 高野山は聖地である。聖地であるがゆえに労働問題なんかあるわけがない。だから労働問題が発生したら、有ってはならないことなので 潰すしかない。
 事実を確認して解決すればいいのだが、あってはならないから 潰す

 

 金剛峯寺は、労働条件に関する紛争は、真摯に受けとめて対処したいと考えている 。

 組合の主張の一部は、個人的な要望を組合活動の形で実現しようとするもので不当な活動だと言う見解です。

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